ハンガーの語源や歴史・人気のハンガーや活用術

ハンガーの語源や歴史をご存知でしょうか?

現代では当たり前のように使っているハンガーは

そもそも日本のものではありません。

上下の別れた洋服を着ていた西洋の方から

伝えられました。

また、ハンガーを発明した人

というのは、はっきりとはわかっていません。

洋服を着るようになって自然と使われていたものなので

いつの間にか浸透した、という方が正しいようです。

ハンガーの語源

英語でhang=かけるという、そのままの意味です。

洋服をかける、吊るす、などそういった意味が込められています。

出典:weblio hangとは

日本のハンガーの始まりは衣紋掛け

日本では一般的な人々の服が洋装になったのは

1960年代(昭和35年)ごろからです。

男性の服が洋服に切り替わる方が早く

女性の服が洋服に変わったのは男性よりも後、

1960年代後半だと言われています。

富裕層はもっと早い時期から洋服を着るようになっていました。

洋服を手に入れるにはまだ輸入するしか方法がなく

とても高価なものだったので

一般的に西洋の洋服が広まるまではしばらく時間がかかりました。

洋服を着るようになるまで、日本では着物を着ていたため

ハンガーではなく着物をかけるための道具である衣紋掛け(えもんかけ)

が使われていました。

高齢の方の中には、ハンガーを衣紋掛けと

呼ぶ方もまだいらっしゃるかもしれません。

時代を遡ると、上流階級の人たちが洋服を着るようになった

1860年代頃から、ハンガーは使われていました。

まだ、一般的には広まっておらず

日本でもハンガーを作る人はいなかったため

ほぼ、輸入されてきたものと考えられます。

一般の人たちが洋服を着るようになっても

ハンガーは使わず、タンスにたたんでしまうか、

着物をかけていた衣紋掛けにかけていたようです。

あまりハンガーが広まらなかった理由としては

海外から伝わったハンガーは木製で

頑丈で重く

とても高価だったそうです。

他にも、ハンガーを使うという習慣がなかった事も

大きい理由の一つです。

その後、日本では使いにくいハンガーに変わって

安価なプラスチックハンガーが

作られるようになりました。

プラスチックハンガーは

・材料が安くたくさん作れる

・色を変えることができる

・軽い

などメリットが多く

家庭を中心に多く普及しました。

今では、針金ハンガーや

昔ながらのプラスチックのハンガーは

あまり見かけなくなりました。

日本のハンガー老舗ブランドといえば

日本で有名な老舗ハンガーメーカー

といえばこちら

アパレル・ホテル向けに

ハンガーを作っている

 

中田工芸株式会社です。

 

創業は1946年(昭和21年)です。

時代の先端を進んできた会社といえますね。

 

現在の社長は3代目だそうです。

創設者である中田敏雄さんの口癖は、

「ハンガーはふく掛けだ、洋服のと幸福のを掛けるんだ」

なんだそうです。

物が少なく、

戦争なども経験した方々の言葉は

本当に素敵ですね。

普段、なんとなく使って、

いらなくなったら捨てて、

と物が溢れる今の時代には

出てこない言葉です。

ものを大事にし

感謝する

その行動には福が宿る

という事を学んだ気がします。

最新の人気ハンガー5選

SNSや、インターネットで人気があると

話題になったハンガーを集めました。

ドイツで作られたmawaハンガー

mawaハンガー、知っている方も多いのではないでしょうか?

おしゃれインスタグラマーや、ブロガーが

こぞって使い始めた時期がありました。

今までハンガーといえば

かけるものといった概念しかありませんでしたが

mawaハンガーは便利かつ、おしゃれという

とても新しいハンガーでした!

それまでハンガーは、ただ洋服をかけるものであって

色や材質を気にすることはありませんでしたが

このmawaハンガーが出てきてから

クローゼットの中も見直されるようになったと思います。

mawaハンガーを作っているのは

ドイツのミュンヘンにある会社で60年以上

職人さんがハンガーを作り続けている会社です。

その名もMAWA GmbH (マワ社)というらしく

6年前には日本にも会社を作ったようです。

長くハンガーの研究をしている会社で

ハンガーの種類は100種類以上あります!

→詳しくはこちらmawaハンガー公式サイト

mawaハンガーの特徴は・・・

日本にはなかったデザイン
・どんな洋服も滑らないハンガー
・クローゼットの容量を増やせる
・ハンガーの種類やカラーが豊富

ニトリのすべりにくいハンガー

安くてなんでも揃っているといえばニトリ!ですよね?

そのニトリでも、おしゃれ、かつ、

機能性のあるハンガーが売られています。

中でも人気のある商品は「すべりにくいアーチ型ハンガー」です。

何がすごいかというと、まずはお値段です!

3本組で税込304円なんです!

1本約100円。

それでいて洋服がすべらず、おしゃれなデザイン。

人気が出るのもうなづけます。

また、このすべりにくいハンガーシリーズは

全部で26種類もあるんです。

シリーズとしては

・すべらないハンガー

・すべりにくい省スペースハンガー

があり、メンズ用、レディース用、キッズ用もあります。

ニトリのハンガーの特徴は・・・

日本ならではのデザインが多い
・本当にお値段以上が売っている
・お店が近くにあるので買いやすい

無印のシンプルなアルミハンガー

無印良品はシンプルかつモダンなデザインで

家の中を全て無印良品で埋めてしまっても

邪魔にならない、素敵な商品を販売しています。

無印の魅力にとりつかれている方も多いですね。

そういう方を「ムジラー」とも呼ぶようです。

ムジラーのインテリア例

無印は戸建てのデザインなども手がけており

生活周辺の事も踏まえた商品展開をしてくれるので

助かる商品がとても多いです。

無印良品のハンガーは無印らしく

アルミ一択です。

プラスチックや木製もありますが

種類はあまりありません。

シンプルで軽くて価格も安い

洗濯用アルミハンガーが1番人気です!

洗濯用と名前についていますが

使ってみたらとても良くて

気づいたらクローゼットの中も

このハンガーで統一していました!

という方が続出中のハンガーです。

まとめ買いもあるので

そこも嬉しいですよね。

無印のハンガーの特徴は・・・

シンプルでひっそりおしゃれ
・家のインテリアを邪魔しない
・他のものと合わせやすい

IKEAのプラスチックハンガー

IKEAはスウェーデン発祥の家具量販店です。

大きな倉庫のようなお店に、

様々な部屋がIKEAの商品で飾られており

買い物をしなくても楽しめるお店です。

また、小物などは比較的安い価格で

販売しているので

生活に取り入れやすいです。

IKEAもとても商品数が多く

欲しいものがあっても

全てを見きれないという事もあるので

ハンガーなんてあったっけ?

と思う方もいるはず。

IKEAのハンガーも優秀なのでご紹介していきます。

IKEAは国が違うからでしょうか?

アルミを使ったハンガーが少なく

木製や、プラスチック製の商品が多く並んでいます。

スーツやコートをかけるのであれば

しっかりと幅の広い服の形を守ってくれる

ハンガーがおすすめなのですが、意外と高い事も多いです。

ですが、ここはIKEA価格。

8ピースで499円です。

IKEAってたまに驚くような値段で商品が売られていますよね。

中には多機能ハンガーやズボンハンガーが

99円という商品もあります。

IKEAのハンガーの特徴は・・・

安すぎて驚く商品がある
・来客様用など特別な時にも使いやすい
・変わったデザインが多くポイント使いにいい

100円均一のハンガーは万能

ダイソーや、キャンドゥ、

おしゃれな100円均一としてはセリア

などのお店があります。

100円均一でもハンガーは

たくさん売っているのですが

普通の使い方とは少し変わった使い方を

している人が多いんです。

例えば・・・

わんちゃんの散歩グッズの収納

 

 

キャンプ用品に

 

 

靴下用のハンガーを作る人も!

100円均一の子供用ハンガーに

ハンドメイドの

人形のや服や犬の服を

飾っている方もいました!

ハンガーは、服をかけるために作られたものですが

今や様々な使われ方をしているアイテムなんですね。

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