【ダニ退治】自分でできる?簡単な駆除方法紹介

梅雨時期や気温が25℃から30℃、湿度が60%から80%がダニの繁殖しやすい環境です。
ダニにとって好条件が揃ってしまうと繁殖が加速します。

ダニが繁殖してしまうとアレルギー疾患の原因になることもあり刺されてしまう事もあります。

最近では気密性の高い住宅も増えていてダニにとっては活動しやすい環境になります。
【ダニ退治】自分でできる?簡単な駆除方法紹介します。

ダニが生息する場所は?

ダニを退治するにも生息する場所を知らなければいけませんね。
・布団
・マットレス
・カーペット
・クッション
・ソファー
・畳

ダニは布の繊維にしがみついています。
掃除機をかければ大丈夫だと思っている方も多いですが、掃除機だけでは駆除は出来ません。

ダニが生息している場所によって退治する方法も変わってきます。

簡単にダニを退治する方法

特にダニの発生場所ごとに退治する方法が違います。
場所ごとのダニの退治方法をご紹介します。

家全体のダニを退治するには?

家全体に生息しているダニを退治するためには『くん煙剤』が効果的です。
薬剤を煙で室内に充満させてダニの駆除を行います。
ノミやハエ、蚊の成虫なども駆除できるので害虫対策を行いたい方にはピッタリです。

煙が出ないタイプもあるのでマンションなど火災報知器がある住まいにも使用することができます。

使用の際の注意事項

・引き出しやクローゼットは全て開ける
・家電や観葉植物にはかからないようにカバーをする
・食品、食器、おもちゃなどは密閉できる場所か薬剤のかからない部屋に移動させる
・火災報知器にはカバーをつける
・部屋は閉め切った状態にする
・換気扇は電源を切る
・部屋を密閉する

人やペットは、くん煙剤を使用している部屋からは出ましょう。

寝具のダニ退治は乾燥機

布団などにもダニは潜んでいます。
寝具類のダニ退治には乾燥機がおすすめです。

ダニが死滅する温度は50℃以上、時間は20分間の環境です。
コインランドリーには高温乾燥器もありますので布団を入れて20分以上乾燥させましょう。
この状態にするとダニは死滅します。

乾燥が終わったら掃除機をかけると死滅したダニを吸い込むことができます。

マットレスには布団乾燥機

移動が難しいマットレスなどは布団乾燥機がピッタリです。
布団乾燥機を使用する時には60℃で30分以上、乾燥させます。

カーペットには振りかけるタイプ

カーペットもダニは生息しやすい場所です。
マメに洗ったり乾燥をかけたりできたらよいですが、なかなか難しいですね。

カーペットのダニには振りかけるタイプの粉末薬剤がピッタリです。
粉末薬剤はカーペットに振りかけて掃除機で吸い取ります。
カーペットの下に振りかける場合には、そのままでも大丈夫です。

1カ月から2ヶ月のペースがベストなので、掃除機をかける前にサッと振りかけて、いつも通りの掃除をするだけです。
ひと手間かかりますが、簡単にダニを退治することができます。

スプレータイプはソファーにおすすめ

ソファーやクッションもダニが繁殖しやすい環境です。
ソファーやクッションのカバーが外せるものは洗濯し掃除機をかけます。

カバーが外せないソファーはスプレータイプのダニ対策スプレーを使用すれば駆除でき、ダニの数を減らすことができます。

カバーが外せないクッションは天日干しや乾燥機でダニの対策が可能です。

ベビーベッドのダニ対策法は?

ダニが心配なのは大人だけじゃありません。
ベビーベッドなどのダニ対策も行いたいですが、薬剤などは使用したくないですよね。

殺虫成分を使わないダニ取りシートがおすすめです。
マットや布団の下に置くだけで粘着シートがダニを捕獲します。

畳のダニ対策は何がおすすめ

布製のものだけじゃなく、畳もダニが繁殖しやすい環境です。
畳の素材はイ草という素材で湿気を吸収する性質があります。

湿気を吸ってくれることで部屋を快適に保つことができますが、畳には湿気やホコリ、食べかすなどダニの好むものが沢山あります。

畳のダニ対策はいくつかの方法があります。

畳を取り外し、掃除をする

畳の中や下にはホコリなどが沢山あります。
畳みだけじゃなく、畳の下にもダニがいる可能性があります。

畳を取り外し、下に溜まったホコリを掃除機で綺麗に掃除します。

畳は天日干ししよう

取り外した畳は天日干しします。
日当たりが良い場所がない場合には畳の下に空のペットボトルなど挟み込み風通しを良くして乾燥させます。

日光に当てすぎると日焼けなど色が変わってしまう事もあります。
日差しが強すぎる日は注意しましょう。

畳を天日干しした畳にはダニの死骸や糞などが残っています。
畳の目に沿って掃除機をかけます。
時間の目安は1帖あたり30秒以上です。

掃除機をかけた後は熱いお湯で濡らした雑巾を固く絞り拭き取ります。
硬く絞った雑巾で拭いた後は乾いた雑巾で拭きます。

水気が残っていると畳が黒ずむ原因になります。

畳、絨毯用の薬剤を使って対策

畳のダニが気になる方は畳に挿して注入できるタイプの薬剤です。
天日干しが出来ない時期に使用するとダニ対策ができます。

ダニを防ぐポイントは?

ダニを防ぐにはポイントがあります。
・ダニのエサを減らす
・高温多湿の環境を作らない
・定期的な対策をとる

ホコリやフケを掃除しよう

家の中に生息するダニの7割や9割を占めているのがヒョウダニです。
このヒョウダニはホコリやフケ、アカなどが大好きです。

ヒョウダニは年間を通して布団やマットレスなどに生息しています。
この種類のダニの死骸や糞はアレルギーやアトピー、気管支喘息の原因になることもあります。

ダニのエサとなるホコリやフケなどを掃除してエサを減らしましょう。

ダニは熱、乾燥に弱い

ダニは温度20~30℃、湿度は0~80%の高温多湿、暗い所が大好きです。
ダニを予防するためには50℃の熱で20分、60℃以上の熱は直ぐに死滅します。

温度が50℃以上、乾燥した環境ならダニを予防することができます。
布団などは乾燥機を活用することで対策が簡単にできます。

定期的に対策を行おう

ダニを薬剤などで駆除してもダニを0にすることは難しいです。
定期的に対策を行うことでダニ0に近い状態にすることができます。

布団を天日干しする:月に1回
布団カバーやシーツの洗濯:週1回
布団乾燥機を使う:週1回

健康被害がないのであれば神経質になることはありません。
ですが、ダニの大量発生はアレルギーや健康被害が起きる可能性が出てきます。

布団を干す、洗濯をする、掃除をすることでダニの発生を対策することができます。

また、ダニ予防加工された布団やシーツもあります。
ダニ除けシートやスプレー、ダニ予防加工された製品などダニ対策アイテムを使うことで簡単に対策をすることができますよ。

自分で退治ができない時にはプロに任せるという選択も!

健康被害が出ていないのなら神経質にダニ対策をする必要はありません。
ですが、小さな子供が居る家庭やアレルギーがある方などはダニの存在が気になりますね。

・アレルギーがある
・仕事が忙しくて掃除があまりできない

こんな方はプロにお任せする方法もあります。
また、小さな子供が居る家庭、これから子供が産まれる予定の家族にもプロに任せると安心できますね。

ダニの駆除だけじゃなく、掃除なども定期的にお願いすることでダニの発生を抑えることができます。

ダニ退治は簡単な駆除方法でも減らすことができる

ダニ退治は大変そうだと思っている方も多いです。
布団乾燥機で50℃以上の熱を加えることでダニを死滅させることができます。

ダニのエサとなるホコリやフケを定期的に掃除することで対策することも可能です。
日頃の掃除などにちょっとひと手間加えるだけでダニ対策が出来るので思ったよりも簡単ですね。

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